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今日は浜松から天竜川沿いにさかのぼり、田園ドライブを楽しむ。浜松市街を抜け、国道1号で天竜川を渡ったらすぐに川の東岸に沿って走る堰堤の上の道を北上。浜北大橋の下をくぐって少し行ったところに親水公園のようなものが見えたので、まずはここで寄り道。小ぢんまりとした公園で、「天竜川ラブリバー公園」という銘板が置いてあった。
池や噴水などがあるだけだが、川辺にはトベラの白い花、園内にはウツギの赤い花の房が咲きそろい、風景のポイントになっている。天竜川の雄大な景色を眺めながら芝生の上でお弁当を広げたりするにはとてもよさそうなところ。横浜あたりでこんな素敵なところがあれば、GWなんてあっという間に人ごみになってしまうところだが、数組のファミリーがのんびりと散歩したりピクニックしたりと、なんともうらやましいくらいゆったりとした時間が流れている。
公園を後に、さらに北上。上野部(かみのべ)というところで進路を東に向け、ここからは東は掛川、西は新所原(どちらも東海道本線)を結んで浜名湖の北岸などをぐるっと回って走っている天竜浜名湖鉄道、通称天浜線に沿って走る。
豊岡駅を過ぎたころ、右手に大きな風力発電風車が3基、目に入った。どうやったら近くにいけるのか道を探していたら、工業団地入り口というト字路の交差点があったので、右折してみる。どうやらロックフィールドという会社の工場の敷地内に風車は設置してあるようだ。GW中だし、会社敷地内となると無理かなと思ったら、一般人でも風車の周りは見学できるようで、ちゃんと通用口も開放されているし、お客様駐車場も用意されていた。
入ってみると、目の前には風車のほかに大きなジャガイモのオブジェ。どうもこちらの会社はコロッケなどの食品加工メーカーのようだ。
説明板によると、風力発電装置は、工場の排水処理などの電力の一部をまかなっているようだ。建物の意匠もユニークだし、環境はいいし、こんなところで働く人ってなんかうらやましい。同じ工業団地内には、クルマ好きなら知らない人はいないアロイホイールメーカー・エンケイの大きな工場もあった。
風車に別れを告げ、次に向かうのは天浜線の遠江一宮駅。ここだけは今回事前に予定に組み込んであったところで、「笊蕎麦 百々や」という蕎麦屋がある。実はちょっと勘違いしていて、駅のそば屋は2つ先の遠州森駅だと思い込んでいて、ちょっと回り道をしてしまい、あやうくそばを食い損なうところだった。けっこう待ち時間があったので、駅で天浜線の写真を撮ったり、(乗りもしないくせに)ローカル線情緒をたっぷり楽む。
食事の後は、近くの見どころのひとつ、小国神社まで足を伸ばしたが、さすがに名物の花菖蒲の季節には早かったのが残念。それでも、境内(というには広が)はしゃくなげがピークであちこちに白い花を咲かせており、春らしい、しかもGWとは思えないくらいのどかな休日が満喫できた。
渋滞と呼べる箇所はゼロ(途中でネズミ捕りは2ヵ所でやってたけど)、こんなドライブは久しぶりだった。