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金沢区にある「海の公園」に一家4人でお弁当を持って出かけた。去年の秋に全線開通した湾岸線(側道の国道)を使って、我が家からは30分。以前は港南台から金沢支線の並木ICまで横横(横浜横須賀道路)を使って同じくらいの所要時間だったが、時間的に同等で、通行料金は要らなくなった。今日も天気予報は見事に外れ、結局横浜は終日穏やかに晴れて気温も上がったが、昨夜、そして今朝の予報では午後から崩れる上、ところによっては雷をともなうとか、気温はせいぜい20度どまりと言っていたので、海辺に出かける酔狂な家族なんてうちらくらいだろうとタカをくくっていたら、10時くらいに現地に着いてみると、どうも様子が変。ガラガラと予想していた駐車場に、待ちはないまでも入場する車の列ができている。見れば駐車場も見た目6〜7割埋まっている感じ(結局11時時点でほぼ満車になりました)。夏でもないのに、この盛況ぶりは何?
入場して初めてわかったが、この人たちは大半が潮干狩りにきていた。なんと今日は大潮。まったく自分の行動パターンにはないものだから、そんな遊びがあったことすら忘れていた。で、海岸の様子。
水際は、人、人、人。
まさに海水浴シーズン並みの人出。いつもは静かな波打ち際は、遺跡発掘現場のように掘り返され、足の踏み場もない。
結局波打ち際の散歩は諦めることにしたが、風と海は砂浜で裸足になって遊んだだけでもけっこう楽しんでくれたようだ。この公園は砂浜以外にも草ッぱらの広いスペースもあり、ちょっと早めのお昼を食べた後、子供たちはシロツメクサ摘みに夢中。miumiuに髪飾りの作り方を教えてもらったり、昔ながらの遊びに興じていた。
ただ、終盤に子供たちがちょっとびっくりして怖がっていたのは、上空を舞うトンビの数の多さ。しかもかなり低空飛行で、どうやら行楽客のお弁当やおやつの分け前を狙っているようだ。上空を滑空しているトンビは珍しくないが、かなり大量に、目つきまで観察できるくらい近くを飛び回っていると、さすがに猛禽類、なんとなく身構えてしまう。
帰りは途中、JUSCOに寄って買い物を済ませ、3時過ぎには帰宅するという、いたって平和な土曜日。
今日は近所の久良岐公園に、風と海の自転車を積んで出かける。もっとも、お弁当はなしで、昼食後の2時間ほど。で、だいたい今日みたいに穏やかな天気の日はお弁当持参で久良岐公園に訪れる人が多いので、11時くらいから午後1時くらいをピークに公園の駐車場が満車というケースはあるが、昼食後はだんだんと空いてくるのが通常パターン。しかし今日は、14時に公園に着いたら6〜7台の駐車場待ちという、花見が終わった後にしては、少々異常な事態となっていた。やはり不景気。貧乏人が集まるところは、ささやかな駐車料金だけで遊べるところ。
まぁ、自転車に乗るためにわざわざルーフのサイクルキャリアに固定してというのは、周辺が坂道だらけの我が家特有の事情ではあるのだが。
「堅牢なセキュリティと速い動作」で話題の、IE、nsに続く第3のブラウザ・オペラの記事を雑誌で見て、ためしにダウンロード。
セキュリティについては自分では確認のしようがないのだが、それでも「セキュリティホールが見つかったのは過去にたったの1度だけ」などと書いてあると、なんとなく信頼できそうな気がする。
そして何よりも「動作が速い」というところが、ブラウザによってそんなにも表示とかに違いがあるものなのか興味の中心。
現在、日本語に対応しているのはwindows版の6.01で、バナー広告が入る無料版のダウンロードができる。広告が入らない有料版は、この無料版を落とした上でライセンスを購入するという手順になるらしいが、動作を確認するのが目的なので、いきなり4000円以上払う気はとりあえずなし。
早速ダウンロード。ISDNの回線だと、約30分。とにかくダウンロードしたファイルを開いてインストール開始。こちらはけっこうあっという間。
とりあえず入れたばかりなのでいろいろな機能を確認するところまではいってないが、動作に関しては明らかにIEよりも速く、軽い感じ。哉気堂の各ページを表示させてみたが、どのページもレイアウトが壊れることもなく、正常に表示されるし、「信越そば街道」のマップなどは、サクサクと表示される感じで、心なしかPCの性能が上がったか、ネット接続の回線が速くなったような気がするほどで、とりあえず第一印象はGOOD。マルチウインドーもけっこう使えそう。
今日は娘(海)が学校で「町の自慢」を見つけて発表するんだかなんだかで、その確認に街散歩。上大岡の自慢、ねぇ。景色、といっても高台から富士山が見えたりベイブリッジが見えるところもあるが、そういう点ではイマイチ中途半端な街であるのは否めない。交通アクセスとかの利便性は、街から出ない小学生の海にはあまりピンとこないようだし。そこで、とりあえず買い食いツアーに出かける。やはり、地元のおいしいお店がよいというもので。
いくらおいしいといっても、8歳の子供がこじゃれたレストランなどを紹介するのは、いかにも黒幕の大人の影がちらついていやらしいので、普段、子供が好む定番の惣菜を拾うことにした。1軒目は、ヨーカドー上大岡店近く、我が家がよく焼き鳥を買う鶏肉専門店の「みのまさ」。ここの店頭で売っている焼き鳥(つくね以外は1本90円)は、子供の(親も)大好物。ここでカシラ(これは豚ですけど)と皮を亭主と海、そして風のぶんを買って、次の店に向かう。
鎌倉街道を渡り、駅前の中央商店街を進んだところでお惣菜(主に揚げ物)の「久野屋」へ。ここは上大岡に住む人ならたいていの人は知っているという、うまい、安いという店で、特に評判なのがコロッケ(1個60円)。もちろん「町の自慢」。当然コロッケを3個仕入れる。
ここらへんで、すでに本来の目的はかなり怪しくなり、ただの昼飯探しになっており、本当はおにぎりはウイングの地下に買いに行きたいところなのだが、娘たちの「ハラ減った」コールに負けて、主食は近くのスリーエフでおにぎりと子供の好きな納豆巻、そして1リットル入りの生茶を買うことに。これを持って、大岡川沿いにちょっとさかのぼった青木神社を目指す(近くでほかに弁当を広げる場所が思いつかなかったもので)。
あらかたランチも終盤、というところで、神社に中東系とおぼしき男二人が入ってきた。どうも、何か聞きたそうな感じ。あちらも、神社の社の階段に座り込んで昼飯食ってる親子、というのをどういう風に見ているのかわからないが、こちらもいつもこういう生活というわけではないので、そっち方面の質問だと困る。
「This is temple?」 いや、これは天ぷらじゃなくてコロッケ、というボケかましてる場合じゃなくて、え〜と、寺じゃなくてさ、神社、あれ、神社って英語でなんていうんだ?
「Budda?」 いや、それは寺ですから、これはジャパニーズトラディショナル(そうか?)ごっず(godの複数形って通じるのか?彼ら唯一神しか認めないんだろ?たぶん)。え〜と、とにかくOne of godでね、祭るというか、ここで呼ぶというか、あれ?青木神社の祭神はなんなんだ? どこにも書いてないじゃん。いや、とにかくその神様たちが日本作ったりしたって話がね、あるんですよ。世界のことはともかくね。十字架みたいのはないんですよ、キリスト教と違うし、イスラムでもないし。え?釈迦像?だから寺じゃないんだって!鳥居のマークは小便するな、じゃないし……だからいろいろ聞くなって!
……英語は得意じゃないけど、なかでも宗教の説明となるとまったくボキャブラリーが足りない。神社、賽銭、多神教、日本語でも説明しきれんもの、どうして英語で説明できようか。う〜む、宗教はともかく、日本文化として神道の勉強もしとかないといかん。
町の自慢を巡るはずが、日本の恥をさらすことになろうとは。
今日は浜松から天竜川沿いにさかのぼり、田園ドライブを楽しむ。浜松市街を抜け、国道1号で天竜川を渡ったらすぐに川の東岸に沿って走る堰堤の上の道を北上。浜北大橋の下をくぐって少し行ったところに親水公園のようなものが見えたので、まずはここで寄り道。小ぢんまりとした公園で、「天竜川ラブリバー公園」という銘板が置いてあった。
池や噴水などがあるだけだが、川辺にはトベラの白い花、園内にはウツギの赤い花の房が咲きそろい、風景のポイントになっている。天竜川の雄大な景色を眺めながら芝生の上でお弁当を広げたりするにはとてもよさそうなところ。横浜あたりでこんな素敵なところがあれば、GWなんてあっという間に人ごみになってしまうところだが、数組のファミリーがのんびりと散歩したりピクニックしたりと、なんともうらやましいくらいゆったりとした時間が流れている。
公園を後に、さらに北上。上野部(かみのべ)というところで進路を東に向け、ここからは東は掛川、西は新所原(どちらも東海道本線)を結んで浜名湖の北岸などをぐるっと回って走っている天竜浜名湖鉄道、通称天浜線に沿って走る。
豊岡駅を過ぎたころ、右手に大きな風力発電風車が3基、目に入った。どうやったら近くにいけるのか道を探していたら、工業団地入り口というト字路の交差点があったので、右折してみる。どうやらロックフィールドという会社の工場の敷地内に風車は設置してあるようだ。GW中だし、会社敷地内となると無理かなと思ったら、一般人でも風車の周りは見学できるようで、ちゃんと通用口も開放されているし、お客様駐車場も用意されていた。
入ってみると、目の前には風車のほかに大きなジャガイモのオブジェ。どうもこちらの会社はコロッケなどの食品加工メーカーのようだ。
説明板によると、風力発電装置は、工場の排水処理などの電力の一部をまかなっているようだ。建物の意匠もユニークだし、環境はいいし、こんなところで働く人ってなんかうらやましい。同じ工業団地内には、クルマ好きなら知らない人はいないアロイホイールメーカー・エンケイの大きな工場もあった。
風車に別れを告げ、次に向かうのは天浜線の遠江一宮駅。ここだけは今回事前に予定に組み込んであったところで、「笊蕎麦 百々や」という蕎麦屋がある。実はちょっと勘違いしていて、駅のそば屋は2つ先の遠州森駅だと思い込んでいて、ちょっと回り道をしてしまい、あやうくそばを食い損なうところだった。けっこう待ち時間があったので、駅で天浜線の写真を撮ったり、(乗りもしないくせに)ローカル線情緒をたっぷり楽む。
食事の後は、近くの見どころのひとつ、小国神社まで足を伸ばしたが、さすがに名物の花菖蒲の季節には早かったのが残念。それでも、境内(というには広が)はしゃくなげがピークであちこちに白い花を咲かせており、春らしい、しかもGWとは思えないくらいのどかな休日が満喫できた。
渋滞と呼べる箇所はゼロ(途中でネズミ捕りは2ヵ所でやってたけど)、こんなドライブは久しぶりだった。
昨日の夕方浜松から帰宅、さっさと夕食を済ませ、さっさと就寝したというのに、起床してみたら8時を回っていた。自覚しているよりも疲れていたのか、老化からくる体力低下なのか。おまけにはっきりしない天気で薄ら寒く、何かをする意欲というものがまるで湧かない。おまけのおまけに娘の風の体調が、浜松にいるときから悪かったのを医者が休みなのも手伝って放っておいたら、昨夜から耳の後ろがぐりぐりすると言うので、これはリンパ腺にきている気配。熱が下がったので学校には登校したものの、帰り次第病院にいけるよう、昼のうちに予約を取りに診察券を持って病院へ。怠惰な割には細かい用事を片付けているうちにあっという間に娘の帰宅、病院&買い物、と時間は流れていく。