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2003-11-22-Sat 京都出張 [長年日記]

_ 京都へ

昨日の疲れも癒えないまま、少しゆっくり起きて、11:00くらいに家を出る。ウイングのすてーき大地で弁当を買い、地下鉄で新横浜へ。昨日も途中まで来たよなぁ。なんか効率が悪い。出張が平日か、あるいはJAFが土曜日も窓口を開けていてくれたらいいのに(ぶつぶつ)。

一昨日きっぷを手配するときにもずいぶん混んでいそうだとは思ったが、駅に着くとごった返すという言葉そのもの。電光表示で空席状況を見ると、普通車は2時間先、グリーン車ですら1時間先まですべて満席である。盆暮れ正月以外の東海道新幹線って休日より平日の方が混んでいると思ったけど、今日は事情が違うらしい。

_ 山科から醍醐へ

京都駅からは東海道本線(滋賀県あたりまでを琵琶湖線とかいうらしい。東北本線を宇都宮線とかいうのと一緒ね)で一駅東に戻り、山科で地下鉄に乗り換えて南下、終点の醍醐で降りる。

山科駅で。JR西日本の車両ってスマートだね

今回の出張の目的は、ここ醍醐寺だけ、日帰りである。夕方からのイベント視察ということで、16:00集合。1時間ほど早く着いたので周りをちょっとぶらぶら。今年の紅葉は今ひとつというところが多いが、ここ醍醐寺も色づきというより枯れ葉のようなものも多くて、あまり鮮やかとはいいがたい。

だんだんと一般観光客が帰り始めて、醍醐寺境内も静けさに包まれると同時に冷え込んできた。僧侶の案内で、まずは国宝五重塔。

←京都最古、日本で3番目に古い五重塔

そして、同じく国宝の金堂へ。

←秀吉の命で和歌山の寺院から移築された金堂

その後、霊宝館で寺宝の展示を見たあと、三宝院へ。とにかく、見るもののほとんどが国法や重文という寺である。三宝院の奥座敷純浄観で抹茶の接待を受けたあと、表書院で懐石料理をいただく。これがおいしい上に意外なほどのボリューム。

いちおうメニューを記す。

 猪口  市松豆腐

 汁   若芽の摺り流し なめこ 木の芽

 向付  汲み上げ湯葉 永源寺蒟蒻 短冊大根 大葉 山葵

 煮物  蕪 野菜餡掛け

 八寸  吹き寄せ(利休麩・長芋二色揚げ・栗・紅葉麩・とゆ湯葉・銀杏赤芋・松葉牛蒡)

 焼物  海老芋 野菜蒟蒻の田楽 松の実

 揚げ物 麩饅頭 小芋霰揚げ 春菊 椎茸 葉地神

 深鉢  おろし餅

 赤出汁 蓬麩 三つ葉

 飯   季節のご飯

 水物  柿 葡萄

←煮物と八寸

←焼物と揚げ物

食事のあと、ライトアップされた庭園を特別に撮影させていただけることに。今回はX20でしかも三脚もないので、ちょっと手ブレを抑えるので精一杯。ッつーか、下の2点は原寸だとちょっと見られない。20%縮小で、なんとなく雰囲気だけ。

←オートでは、適正露出も難しい

しかし、このくらいの時間(20時近く)になると冷え込みも半端じゃない。体感は2〜3度という感じ。風もないのに。

20時過ぎ、お礼を述べて醍醐寺を後にする。

醍醐で地下鉄に乗ったのが20:36。山科では15分の待ち合わせ。21時ちょっとすぎに京都に着いて、最終の1本前の臨時「のぞみ」に乗って帰ってきた。この時間だと新横浜からの地下鉄も最終まであと2本。ダッシュで間に合ったが、これですら踊場行きで、湘南台行き最終は終わっているのであった。0時過ぎに帰宅。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ なっかん (2003-11-24-Mon 20:05)

懐かしい電車と思いきや・・・・嫁さんの実家、山科です(笑

_ 戯雅 (2003-11-24-Mon 21:00)

をを! 奥様は京都の方でしたか。<br>静かでよいところですね、山科は。琵琶湖に行くのも近いし。<br>今週、ちょっと更新が滞ると思いますが、週末には京都ネタを固めてアップする予定です。<br>(単純に出張なんですが)


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