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11:11京都着。まずは、神護寺の仏像、国宝の薬師如来像。烏丸御池に取ったホテルに地下鉄で行って荷物を預け、再び地下鉄に乗って二条へ異動してバスで高尾の神護寺に向かう。折りしも紅葉シーズンということで、バスは中高年観光客でいっぱい。が、紅葉のほうはイマイチぱっとしない感じ。
基本的に拝観はできても仏像の写真は撮れない。が、五大堂では障子の破れ目があったので、ここから国宝の五大虚空蔵菩薩を盗撮(ごめん)。でも、この破れ目は昨日今日あいた感じじゃないのだけれど、補修しないのはサービスなのかな?
肝心の薬師如来は、平安彫刻の典型とされるもの。大きく高く盛り上がった螺髪、たくましく量感豊かな体つき、そして深く刻まれた衣の線などがダイナミック。
薬師如来を安置する金堂
あきれるほどにすし詰め状態のバスで、京都市内に戻る。御室仁和寺の停留所で降り、次は広隆寺。が、その前に、もう14:30近くだというのに昼飯を食べていない。ぶらぶらと京福北野線妙心寺駅まで移動したが、入りたい店がないまま太秦まで移動。
妙心寺駅とレトロな電車
やっと蕎麦屋を1軒見つけて軽く腹ごしらえ。すでに15時である。
広隆寺の見ものは、なんといっても弥勒菩薩である。しかも、2体、どちらも国宝。お名前はどちらも弥勒菩薩半跏思惟像で、飛鳥時代に彫られたという弥勒のほうは、細身の美しい像。上半身には衣をまとわず、それがためにいやがうえにも肩や腕の滑らかな曲線が強調される。もう1体は百済伝来という、通称「泣き弥勒」で、同じく飛鳥時代のものだが、右手を頬に添え、ちょっと首をかしげている姿が人気の菩薩像である。ほかに、不空羂索(ふくうけんじゃく)観音菩薩像というのもなかなかよい造形であった。
すばらしい! 京都からの更新っすね。s和歌さんは使えますか??(^〜`;