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土曜日の参観日の振替で、今日は学校がお休み。で、また亭主もお付き合いで仕事を休み、今回は鎌倉に行ってきた。
上大岡から鎌倉までは、平日の昼間は1時間に1本のペースでバスが出ているので、往きにはこれを使うことにした。地下鉄+JRの乗り継ぎよりも安い。関ノ下を10:01発の江ノ電バスに乗り、予定よりもちょっと遅れて11時過ぎに鶴岡八幡宮の前に到着。平日とはいえ、北鎌倉から八幡あたりまでは、まるでシニアの修学旅行状態。アジサイの季節とはいえ、とにかくこの老人パワーを避けないと、わざわざ平日にきた意味がない。
最初に向かうのは、鎌倉のメインストリートともいうべき若宮大路と並行した小町通り。到着早々、まずは腹ごしらえ、というか一度食べてみたかった山路のそばにありつくのが今回の散歩の目的のひとつ。こちらの紹介は「何はなくとも天せいろ」に稿を改めるとして、早めの昼食を済ませたら、小町通りを冷やかしながら江ノ電鎌倉駅へ。ここから極楽寺駅を目指す。
極楽寺の駅を降りたら、途中で招き猫のぬいぐるみで有名な萩工房に立ち寄り、弘法大師ゆかりの成就院へ。この寺もアジサイの名所として知られており、門前から由比ガ浜に下る坂道は、咲きそろったアジサイの「壁」と、由比ヶ浜を見下ろす眺望が最高。
←成就院前から由比ヶ浜を望む
ここからは道なりに坂を下り、浜に出たら波打ち際を歩いて再び鎌倉駅前に向かう若宮大路に入る。時々路地裏などに寄り道をしながらやってきたのは、横須賀線のガードをくぐってすぐの焼き鳥屋・秀吉。miumiuが仕事でお世話になった店で、上等な鶏肉を使ったこだわりの焼き鳥をはじめ、オリジナルメニューが並ぶ。カリカリかつジューシーな皮串、入手困難な白レバー、脂肪と肉の配分と食感が独特なぼんちじり(鳥の尾の周り)など、ちょっと通な焼き鳥がずらり。フォアグラの串焼きとか皮と肉を薄くあわせたオリジナルの三河焼き、苦心のブレンド味噌でとろりと煮込んだ豚足など、どれも一度食べたら忘れられないおいしさ。また、店の構えが、失礼ながら外観からはそんなこだわりと珍味がそろっているとは見えないところがいい。
←三河焼き(手前)と豚足
まだ陽が高いうちから満腹になった上にビールとワインも入ってすっかり弛緩した身体を引きずって鎌倉駅へ。バスは時刻が合わないのであきらめて、帰りは戸塚経由、横須賀線と地下鉄乗り継ぎで帰る。まぁ、速いといえば、こっちのほうが確実に速いんだが。