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自分は休みでも娘たちを遅刻させちゃいけないので、なんかかえって緊張。いつもと同じく6時起き。珍しく風と海も自力で起きてきたのは、なんとなく違う空気を感じているからだろうか。
昨日、夕食用のパンと一緒にサンジェルマンで買ったデニッシュと、ウインナーソーセージのバターソテー、ココアの朝食を食べさせて8時に無事送り出す。
ちょっと現地視察をしておきたい用事があったので、10時過ぎに出かける。関の下からバスに乗り、宮本町一丁目で下車。目当ての2軒のうち1軒の様子を見て、ここからは散歩がてら吉野町方面へ。首都高狩場線横の蒔田公園はなかなか開放的な空間で、久良岐とはまた違った気分。横浜でもここら辺は平地なんだなぁ。
←蒔田公園
中村川を渡って2軒目の下見を済ませ、近くの日枝神社、通称“お三の宮”に立ち寄る。掃き清められた境内の静かなたたずまいと、なかなか良い表情をした狛犬が印象的だった。
←日枝神社の狛犬
とりあえずの用は終わったので、ちょっと離れているが前から行ってみたかった蕎麦屋で昼食をとることにする。鎌倉街道を突っ切り再び中村川沿いの道に出て、あとはひたすら川に沿って下る。一時はこの川にも姿を見せたアザラシのタマちゃんだが、最近はすっかり帷子川にお昼寝場所を決めてしまったようだ。1kmあまり歩いたところでやっと目当ての「三吉橋小嶋屋」にたどり着いた。時刻もまるで計ったように開店の11時30分。こちらの紹介は「天せいろ」 にて。
小嶋屋を出て、三吉橋の対岸に向かい、そのまままっすぐ進むと懐かしい感じのよこはまばし商店街のアーケードに入る。上大岡にも小さなアーケード街はあるものの、再開発で絶滅寸前だし、スーパーや百貨店で買い物をすることが多いので、こういう個人商店が軒を連ねる風景というのは新鮮な気分。足を踏み入れるのは2年ぶりくらいか。商店街の中にも「江戸藤」「安楽」という2軒の蕎麦屋があった。とくに「江戸藤」は気になったので今度機会を見つけて寄ってみよう。
←よこはまばし商店街
アーケードを抜けると、関内から板東橋まで続く大通り公園が左右に横たわる。なんか大掛かりな工事中。地下鉄阪東橋駅はすぐそこなのだが、まだちょっと散歩したい気分なので、さらに進む。歩かされるのは嫌いだが、歩くのは苦にならないのだ。ちなみに大通り公園とすぐ先の国道16号の間にも、「手打そば鶴岡」といううまそうな蕎麦屋。ここもチェックチェック。
16号を渡ってさらに直進。もうすぐ先には京急の高架が見えている。イセザキモールも突っ切ったすぐ先の右手角が、「私立探偵 濱マイク」の事務所があることでも知られる(?)横浜日劇。「本日最終日」の看板を掲げて、イーストウッド「ブラッドワーク」とエディ・マーフィーの「ショウタイム」の2本立てを上映していた。が、今日は映画を観ている時間はないし、別に中に入っても永瀬正敏がいるわけでも、井川遥が切符のもぎりをしているわけでもないので、外から見るだけ。
←横浜日劇。学生時代によく行った文芸座を思い出す
大岡川に架かる末吉橋を渡ると京急の連続立体交差。高架と大岡川にはさまれた道に左に折れると、黄金町の駅はすぐそこ。
←末吉橋から
桜の季節はきれいだが、さすがにまだ1ヶ月ほど早い(去年並なら半月か)。相変わらず違法係留している舟艇が何隻か。しかし、たまに病院立ち寄りなどで遅く出勤するときに京急の車窓からここら辺の風景を見て、「このあたりで平日の昼にブラブラしている奴ってどんな奴だろう」などと思っていたのだが、何のことはない、こんな奴でした。<<自分
黄金町駅のすぐ手前で、道は川沿いと高架沿いの路地に分かれる。駅に行くなら高架沿いが近いだろうと思って入っていったら、プレハブの長屋みたいなところの引き戸が次々と開いて、ぞろぞろと東南アジア系の娼婦が顔を出した。こんな時間から客引きしてるとは思わなかった。喉(舌?)を鳴らすなっツーの。
しかし、この一件を例に出すまでもなく、この一帯は昼と夜でまったく表情が違う。さながら「千と千尋の神隠し」に出てくる妖怪の町のように。夕方くらいから娘たちに街の変わりゆく様を見せたら、どう感じるのだろか。
黄金町からなので、普段はめったに乗らない普通電車で上大岡へ。やってきたのは4両編成の2000形。つい数年前までは快特専用だった車両が4両で普通電車とは。普段、これに乗るときもたいてい8両+4両の快特だったりする。でも、普通運転していても、さすがに旧1000形とは揺れも騒音も段違いで、快適である。
雅歴の記録によると、11月27日以来髪を切っていない。さすがに3ヶ月では伸びすぎているので、上大岡に着いたら、これも今日の予定通り1000円カットのit's!に行く。入口のタッチパネルの認識が甘くてちょっといらいら。ただ、メンバー番号制にしたとのことで、次回からは番号を打ち込むだけでよいらしい。しかし、だんだん待ち時間が長くなっていくような気がする。平日の午後にもかかわらず、12:50に店に入って9人待ち、カット開始は13:30で、25分後の13:55に店を出る。なんか、だんだんスタッフ数を減らしてないか? あいてるブースもあるし、だったら平日に行く意味ないじゃん。いくら安くても、客をなめると長続きしないぞ。
やっとカットが終わって京急の食料品売り場へ。今日の夕食、焼肉の材料を買う。サンチュ用の甘味噌に、広東風の海鮮醤(ハイセンジャン)というのを試しに買ってみる。名前は生臭そうだが、別に材料に魚醤などを使っているわけではなく、普通の調味料。テンメンジャンと比べてさらに甘い。娘たちには好評だったが。エスカレーター前で不二家のソフトドーナツを売っていたので、おやつ用に買う。
3時過ぎに帰宅した娘たちは、ドーナツのおやつを食べて4時にはスイミングへ。送迎バスを迎えに行くまでの2時間の間に、焼肉用の野菜(今日はピーマンとエリンギ)の下ごしらえなど。
意外に早く、6時半前に帰ってきた。何でも、せっかく磯子行き直通の横浜線に乗ったのに、京浜東北の人身事故のせいで直通打ち切り、東神奈川止まりになってしまったとか。結局横浜から京急で帰ってきたそうだ。
まぁ、何とか父子家庭は乗り切って、焼肉食べておやすみなさい。ではなく、「美女か野獣」を観て、ついでに娘たちは風呂に入っている間に録画した「ハム太郎」を観てから就寝。