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8:30過ぎ新横浜発ののぞみで京都へ。金曜日に名古屋でスーツを着用しなければいけない仕事があるので、まるで結婚式にでも出かけるような荷物である。東京も暑かったようだが京都も暑い。
今回まわるのはすべて禅寺である。まずは大徳寺。……の前に、昼も近いので先に腹ごしらえをしようと入った門前の蕎麦屋(というべきなのか)はひどすぎ。麺はにちゃっとしているし、ツユは甘すぎ、とどめに揚げおきの冷たい天ぷら。まぁ、うどん屋が片手間にそばを扱うと、えてしてこういうふざけたものが出てくる。東京では駅の立ち食いそばでももう少しまとも。最近、京都でもうまいそばに出会っていたので油断した。
大きな寺院である。まずは塔中の瑞峯院へ。枯山水の庭園が見事である。
抹茶の接待も申し込んだ。お茶とともに、自家製の大徳寺納豆が出てくる。本家・大徳寺納豆。納豆といっても、味噌玉のような、後味は二段仕込みの濃い口醤油のような、そういうしょっぱい味。干菓子の中にも大徳寺納豆が入っていて、こちらは甘みと塩味のハーモニー。
大徳寺納豆
続いて大仙院。こちらの庭園もシンプルでよい。
妙心寺に寄ろうと思ったら、なんと本坊の拝観受付は15:40で終了。いくらなんでも早すぎて油断した(今回は油断が多い)。悔しいので、北門まで境内を縦断して、さらに北へ進み、龍安寺まで足を伸ばす。ここの石庭を見るのもかれこれ10年か20年ぶり。
右は蹲(つくばい)
色づきを待つもみじ
で、夕食。近々移転する計画とか。あまり目立って、せっかくの隠れ家がなくなるのも困るけど、目立たな過ぎて店をたたむことになるのはもっと困る。まぁ、今の場所では隠れ家というより街中の秘境かも。