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2005-02-10-Thu 室生寺をたずねる [長年日記]

_ 早起き

6:58奈良行きの電車に乗るため、5時起き。のつもりが一瞬気を失って、40分くらい寝てしまった。昨夜買っておいたクラブハウスサンドを食べている時間はないな。一緒に買ったジュースは冷蔵庫がないからぬるくなってしまったし。とにかくシャワーを浴びて駅へ。新幹線や奈良線に乗るには、八条口目の前の宿というのは都合がよい。宇治まで30分。カメラマンのbuchi氏と待ち合わせ。ここから奈良県室生寺まで、約2時間強。途中の休憩は針インター近くの道の駅だけ。高野山ほどでないにしても、遠いなぁ。

_ 国宝が間近に

室生寺に到着したのはほぼ10時。寺務所でお話を伺ってから、本日のお目当て、国宝十一面観音像が安置されている金堂へ向かう。

仁王門には赤と青の仁王像

とにかく文化財だらけの寺院である。仏像だけでなく、堂宇も国宝と重要文化財だらけ。金堂は国宝、金堂を正面に見た左に建つ弥勒堂は重文に指定されている。金堂では、特別に内陣での撮影をお許しいただいた。

金堂。左端が十一面観音菩薩像

やや男性的な体躯と表情を見せる十一面観音以外も、隣の文殊菩薩像は重文、その隣のご本尊・釈迦如来立像は国宝、そのほか、取り囲む仏像は手前に並ぶ十二神将像も含めて重文ばかりである。

金堂での撮影後、少し上に立つ本堂(国宝)と五重塔(国宝)へ。この五重塔が1998年の台風で倒木によって大きな被害を受けたのも記憶に新しい。それも2000年の秋には修復されて、今は美しい姿を取り戻している。

本堂と五重塔

室生寺から龍穴神社と奥宮の龍穴、招雨瀑まで足を伸ばして、今回の取材はおしまい。

まるで龍のような招雨瀑

_ 横浜へ帰る

帰りは桜井の駅までクルマで送ってもらい、あとはJRの乗り継ぎで。桜井〜奈良が30分、奈良〜京都が快速で45分。

桜井線のローカル列車。ワンマン

2月の平日ということもあって室生寺周辺の店が軒並み休業していたので、京都駅でやっと遅い昼食。すでに15時半。コンコースの松葉でにしんそばを食べる。ちなみに、これで昨日の昼から3食目のそばである。

帰宅したのは19時。時間は早いが、移動ばかりの1日でいささかぐったり。移動と待ち時間だけで9時間だもんなぁ。


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