前 | 2004年 3月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
今日はbuchi氏と大津周辺をロケ。9時にホテル前に迎えに来てもらう。国道1号を山科の先で161号に分岐、長等山のトンネルを出たところは以前琵琶湖の景色がきれいだったところというが、西大津駅前に無粋な高層マンションが建ったり、ずいぶんと様変わりが激しい。こういうところは、景観条例が厳しい京都とは対照的である。
左手前は水道局の施設
このポイントの近くで側道に入ると、三井寺はすぐ。
園城寺、が正式名称。
←三井の晩鐘ってヤツ
広い境内をひととおり見て回る。まずは金堂。ご本尊の、百済から渡来したという弥勒菩薩だけは見えないのだが、これを囲むように、平安末期の大日如来像とか、室町時代の釈迦如来坐像とか、南北朝時代の地蔵菩薩坐像とか、コの字型に並べられている諸像は15種26躯(数え間違ってなければ)。この仏像が、どれも近いのである。京都と違うところでこれはよい点である。「手を触れないで」と書いてあるが、本当に手を伸ばせば届く距離。
金堂
金堂の横には、三井寺の名の由来となった御井、霊泉の湧く閼伽井屋(あかいや)があり、ぼこぼこという音は金堂の中にいても聞こえてくる。閼伽井屋の建物正面上部には、左甚五郎の作と伝わる龍の彫刻が施されている。かつてはその周りにも多くの彫り物があったようだが、装飾は失われてしまったような痕跡だけが残る。
閼伽井屋裏から弁慶のひきずり鐘、一切経蔵、三重塔と境内をたどる。
最後に観音堂のところまで行ったら、高台から琵琶湖の眺めがなかなかよかった。
三井寺から坂本に移動。名物の鶴喜そば(本当は喜ではなく七を3つ重ねるのだが)を食べようと思ったのだが、第3金曜日は定休日であった。残念。しかたなく、近くの日吉そばを食べる。
日吉大社は、各地にある日吉神社、山王神社の総本宮。にもかかわらず、平日とはいえ境内を歩く人がまばらなのは、やはり大津と京都の違いなのだろう。これは三井寺でも感じたことだけど。もっとも、大津にあるからこそこれだけゆったりとしたロケーション、ということもできるが。
まずは西本宮。日吉大社で何が印象的かといえば狛犬である。普通は境内の鳥居をくぐるあたりに石像、というパターンだが、日吉大社では主な社殿に巨大な木彫りが置かれているのである。
宇佐宮、白山宮などの社殿を巡り、東本宮でいちおうのゴール。こちらの境内には、山王祭(4月12〜15日)に使われる神輿の1基が置かれていた。
二宮橋を渡って、日吉神社を後にする。
そろそろ帰りの新幹線の時間を気にしなければいけない時間。穴太積みの石垣が美しい、滋賀院門跡にチラッと立ち寄って、京都に向かう。
朝、写真を撮った161号の琵琶湖展望スポットで再度停車、朝と違って今度は順光である。もっとも、建物などの配置は同じなのだが。もう一度。
予定の列車の30分前に京都駅に到着。せっかくだから、先日観たばかりの「ガメラ3 邪神覚醒」のロケに使われたところまで昇ってみよう。ラスト近く、イリスを倒したガメラと、長峰真弓、草薙浅黄、綾奈らが向かい合うシーンに使われたところ、フロアでいうと、5階部分に相当するのかな。
帰りの新幹線はけっこうな混みよう。京都駅にもずいぶん人がいたし、もう、春休みなんだなぁ。
京都の朝はかなり冷え込んだが、天気は快晴。関東も晴れているかと思ったら、帰りの新幹線で三島の手前で居眠りから覚醒したらどんより。
2日間で、初めてX20のSDメモリーカード(256MB)の容量が不安になるくらい(約240カット)撮った。まぁ、不安なら画質をファインからノーマルに落とせば枚数だけは撮れるのだが。あるいはサイズダウンするか。
バッテリーも、フルチャージの2100mAh2本で、だいたい200枚。