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清水義範のファンである。だからといって全部読んでいるわけではないが。先日、浜松の書店で3冊まとめ買いしたうちの1冊、今日読み終わった3冊目の「清水義範の作文教室」(早川文庫JA)が、とくによかった(ちなみにあとの2冊は「もっとおもしろくても理科」と「もっとどうころんでも社会科」〈いずれも講談社文庫〉これもおもしろい。とくに後者)。小学生の親なら必読書といってもよいだろう。
まぁ、これを読むと、最近「プロ」のようなつもりで雑誌に端文を書いてはした金をもらっているフリーターのようなライターが、小学生レベルだってこともわかる。J○Bで編集者面しているやつの8割はそれ以下なんだけど。それで勤まるんだから、世の中ってなによって感じだが。
でも、何より反省させられるのはやっぱり親としての姿勢である。きちんと子供を観察して、伸ばすところを見つける意味と難しさ、誤った、または押し付けられる常識の怖さ、そして教育の矛盾、を気づかせてくれる本であった。