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2007-02-06-Tue 時間外…を考える [長年日記]

_ 「残業代」という誤解

今朝は4:50に起きて、7:00の地下鉄で新横浜へ。眠いわけではないが、やはりリズムが狂ったのでだるい。

こういうのは、よく言われる新幹線の功罪だろう。9時に名古屋にいろと言われれば、不可能ではない。ただ、辛いだけだ。

ワタクシは中間管理職になってしまったので(今の勤め先では最初からだが)時間外労働に手当てはつかないのだが、この早朝から拘束されるケースをきちんと時間外労働としてケアする企業はまれではないだろうか。もちろん、ワタクシの勤め先も、「事務員」や「主任」が早朝に労働してもカウントするシステムにはなっていない。夜勤すりゃ別だが。

一般に使われる「残業代」という言葉がよくない。時間外のうち「居残り」だけが手当てされる仕組みを助長している、あるいは勤務時間より前の労働がないがしろにされる土壌を作っている、そんな言葉だと思う。

昔勤めた会社はその点いい加減で、「出張」の日は出張手当が出ているので戻ってから深夜まで仕事をしても時間外手当はつけない代わりに、出張の最終日が昼前に仕事が終わってもそのまま直帰して問題はなかった。

まぁ、地方出張が大半で仕事が終わっても移動に半日かかるケースがほとんどだったからという事情もあるが。

こんな飴と鞭なアバウトさはそれなりに恩恵もあったりするが、雇用者側だけに有利な理屈でタダ働きさせる土壌は許すべきではない。

今日のワタクシの出張は、頻繁にあるケースでもないから「こんな日もある」で済むけど、移動に2時間かかるようなところに9時にいなきゃいけない出張を頻繁に設定して時間外労働にしないというのは、法の網をくぐる悪質サービス時間外労働として摘発すべきと思うが、労働基準監督署的にはどうなんだろう。

それにつけてもなさけない「野党」のお気楽な人々は、「支持団体」でないとそんな声は聞いてくれないのだろうか。

国会を欠席したら国会議員じゃないだろ。欠席しても法案が成立するからいなくても同じ、という事実を受け入れることに屈辱はないのだろうか。野党議員のくせに「党義」に縛られているなら、それはもう「野」ではない。ましてタニマチの便宜を図るのであれば存在意義がない。

_ おまけ

共産党は「共産党」の名前を変えない限り、いつまでたっても言葉が伝わらないと思う。いや、「いつか必ず共産主義社会を実現する」という理念ならば口出しする筋合いじゃござんせんが。党名が民主主義を否定しているうちは、日本では厳しいんじゃないでしょうか。

選挙のたびにほかの候補より0が1つかへたすりゃ2つ違う現状は容認してるわけ? そんな繰り返しだと、資金源を疑いたくなってしまうのはワタクシだけ?


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