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最近、あちこちのニュースサイトで見る見出しだが、馬鹿言ってんじゃないという感じ。
弱者エゴもいいかげんにしてほしい。日本のエスカレーターは、国際的に見てもかなり鈍足なので、あんなものにじっと立ってなんかいられない。
階段があれば、ワタクシはそっちを使う。しかし、階段を潰してエスカレーターだけという駅なども少なくない。そういう選択肢を奪っておいて、のろまに合わせろという話は飲めない相談だ。だったら、きちんと階段を用意しろ。それも、一番改札から近いところが階段でなければ意味がない。急いでいる人=階段、急がない人=エスカレーターという棲み分けをするなら、エスカレーターを不便にするしかないではないか。
「バリアフリー法」の影響で、とりあえずエスカレーターとエレベーターの設置さえすりゃいいだろうという企業の安易で無計画な工事が、こういうゆがみと軋轢を生むのである。
階段がないならエスカレーターを歩く権利だってあると思うなー。少なくとも、エスカレーターにまでベビーカーをたたまず乗せようなんてバカ親の都合に合わせる気はない。
職場で回ってくる新聞のクリップ回覧にあった、どこかの地方紙の投書に「携帯電話が使えなくなるような仕組みの車両を開発しろ」的な投書があったが、こういう見識のない投書の選び方に、新聞の無知を感じる。
投書した人は、たぶん悪気のない無知な人なのだろうし、それは責められない。携帯電話に電波が届かないような車両なら使わない(使えない)からマナーも向上するだろうと。それはそうだ。ただ、それと心臓ペースメーカーなどの医療機器の問題は全く別。
電波が届きにくい、届かない環境で携帯電話の電源を切らないと、発する電波はより強力になり、医療機器への影響は増大するのである。常識だと思ったが。つまり、何とか電波を捕まえようとして、端末は出力を上げると。
だから、地下鉄を頻繁に利用する(その間ケータイの電源は切らない)と、ケータイのバッテリーの消耗は早い。数年前までは、東海道新幹線に乗るとバッテリーがすぐに空になった。今はトンネルに電波対策をしたりしてかなり途切れなくなっているけど。
そういう知識がないと、まるで良識派のまっとうな意見のようにこのように危ない投書を採用することになるのである。
気を付けたまえ。