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2006-03-20-Mon 再び大井川鐵道 [長年日記]

_ 卒業旅行?

10日前に乗ったばかりの大井川鐵道のSLにまた乗りに行く。

先日SL体験をして帰ったら、「銀河鉄道999」ファンの娘たちが黙っているはずもなく、「じゃ、乗りに行く?」と聞いたら二つ返事。で、せっかく浜松まで行くのであれば、浜松〜金谷は東海道線で40分ということもあり、岳父たちと一緒にSLの旅を日帰りで楽しむことに。

日程の都合もあって、今日は往復ともSL急行である。11:47金谷発のSLで千頭まで行って、南アルプスあぷとラインは長島ダムでとんぼ返り、15:15千頭発のSLで金谷に戻ってくる、というルート。行程の大半は列車の中で、前回にも増して鉄道マニアのような旅である。でも、このルートは行程や車窓風景そのものが魅力でもあり、それはそれで楽しめる。遊園地のアトラクションのような感じ。

浜松から東海道線の上り御殿場行きに乗って、11:02に金谷到着。予約番号を伝えて、SLの切符を購入する。入線は11:40とのことで、まだ時間には余裕がある。弁当も予約してあるから、とくに買うものもないしなー。

先発の電車は元近鉄名古屋線の420系

入線してきたSLは、下りなのに機関車の向きが逆。何でも18日にイベントがあって、そのとき千頭の転車台で逆向きにしたまんまだとか。1年に1度あるかないかだというが、よりによって今日なのか。まぁ、乗ってしまえば機関車は見えないからいいけどね。沿線で写真を撮ろうと狙っている人にはちょっとお気の毒。

ちなみに、機関車は先日と同じC11なのだが、3/10に乗ったときにはC11 312で、今日5両の客車を引っ張るのはC11 227である。大井川鐵道では、C11だけでも3両が現役なのだ。

千頭駅で切り離されたC11 227

千頭着13:08。帰りのSLは予約してなかったので、急いで切符を買う。合わせて南アルプスあぷとライン(井川線)の長島ダムまでの往復も。15:15千頭発のSLに乗るには、ここまで行くのが限界。アプト区間が含まれているからいいけど。井川線は13:22発で、発車にぎりぎりセーフといったところ。

10日前に比べると、沿線にはほころび始めた桜も多く、わずかな日数でも格段に春めいた風景。

千頭駅を出たところで

茶畑を眼下に。川根小山付近

アプトいちしろ駅で電気機関車を増結し……というあたりは3/10と同じ。次の長島ダム駅ではすでに到着していた14:16発の上り列車に乗り込む。平日とはいえ、飛び石連休の中日だから奥泉駅で寸又峡温泉に行く人たちが降りるまではほぼ満席である。

15:04、千頭駅に着いたら、いつの間にかC11は転車台で再び向きを変えていた。何だ、往復ともバックで運転かよ。

しつこくSLのステップに娘たちを乗せて記念撮影などしていたら、15:15の発車時間。11分の乗り継ぎ時間なんてあっという間。

復路は機関車にいちばん近い1号車で、3/10に乗ったのと同じ内装が木製のレトロな客車。SLの鼓動がよく聞こえる。

うららかな春の日差しの中、ゆっくりと汽車は金谷に向かって走ってゆくのであった。

_ 串揚げ

16:46金谷発の東海道線が浜松に着いたのは17:25。夕食は肴町の「串とも」で串揚げ。ごちそうさまでした!


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