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真夏日になったのかどうかは単なる記録と観測でしかないが、体感的には暑かった。本格的な夏に比べて湿度が低いだけましだが、それでも昨日より湿気も上がった感じがするし、夕方にはだんだんジメッとした空気。
購読しているメルマガで、三菱のディーラー(の従業員)に対して「あなたは何人の顧客に嘘をつきましたか」的な投稿があったのに対し、「実態を知らないくせにひどいことを言うな」と切れた三菱ディーラーマンの投稿があったが、まだそういうレベルでしか物が言えないってことがかなり問題。メーカーの不祥事でディーラーも気の毒という言い方ももちろんあるが、一方で死に直結する欠陥を「隠せ」と言われて素直に「隠す」のは、やはり「未必の故意」に相当すると思う。好調なときには強気で物を売って反感を買っていたという伏線があるのだから、この逆風は甘んじて受けるしかないのではないだろうか。
事情がどうあれ、知らないで売ったのと、知っていて売った(ヤミ整備も含め)のは、根本的にユーザーにとっては異なる問題なのである。たまたま顧客に死者がいないだけで勘違いしないでほしいものだ。
子会社勤めで黒いものも白、たいていは灰色、という世界に生きていると、あまり他人事ではないのだが、それだけに顧客に対する「誠意」は、親会社の利益だけで決められないものだと思う。たとえ親会社の意に反しても、「人として」やるべきことはあるはずだし、それが許しがたい社会悪と感じたら、堂々と告発できる「勤め人」でありたいと思う。本当の顧客と子会社を通じてしか接していない企業は、この問題をもっと真剣に受け止めるべきではないか。もちろん、三菱バッシングに便乗している人間の中にも、今「罪」を犯している人間が皆無とは思えない。
以前、今のカペラワゴンを買うときに三菱のディーラーにも行ったが、試乗したかったレグナムはない上に手配しようともせず、執拗にシャリオを売ろうとしたのが印象に残る。このことを思い出すと、ほかの販社はともかく、あの店はつぶれてもいいかと思うし。まぁ、このときの対応で言えば、アベニールを試乗した日産や、ランカスターを試乗したスバルはもっとカスだったのだけれど(これらはクルマはあったのだが、担当が「こいつからは買いたくない」というやな奴だった)。
自分の力じゃないのに殿様気分になれる奴って、かなりメデタイよね。
という状況を踏まえるに、不祥事のときには、片棒を担いだ、という自覚は持ってくれないと。