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昨夜と言うべきか、今朝というべきか。とにかく徹夜。家で徹夜したことはあるが、外ではあまり経験がない。
新幹線の線路切換工事の記録、という仕事のために、一晩中撮影に付き合ったのである。こういう作業に付き合うのは、2003年2月の道床交換作業以来。あの時は真冬だったが、今回は6月というだけまだましか。肌寒かったけどね。
22時に品川のオフィスに寄り、夜食の買い物をして23時に現場へ。
細かいことは省くが、浜松町の駅付近で浜離宮寄りに膨らましてあった線路を本来の位置に戻す工事。
新幹線の終電が出たあとからが本番。架線の電気を落とさないとできない作業だから。
電源車からの照明でやる工事、とはいえかなり明るい
左は今日までの線路を撤去したあと
既存線路で残す部分は、あらかじめ敷設された線路に向かって移動する。線路と枕木ごと、何十m分を押して移動するのである。余分な部分はその場で切断。
軌道を動かすためには、敷いてあるバラストを枕木が浮くくらい取り除くのだが、線路がつながった時点で今度は新しい道床を作らなくてはいけない。バラストを軌道の周りに敷き詰めたら、保守用車のマルチプルタイタンパ(マルタイ)でつき固め、道床安定作業車(DTS)で振動を与える。
マルタイと DTS
すべての作業が終わり、通称「ドクター・イエロー」と呼ばれる黄色い新幹線車両、700系ベースのT4(新幹線電気・軌道総合試験車)で確認を終えて作業も撮影も終了。
撤収できたのは6時過ぎ。さすがに眠くて鼻の辺りが熱を帯びてきた。こういう作業を間近に見るのはレアな体験で面白くもあるのだが、徹夜でほとんど立ちっぱなしの8時間、というのは堪える。
いったん品川に寄って道具類を置いて、帰宅。ちょうどホームに止まっていた特急久里浜行きに乗ったら、上大岡には7:27着だった。
ビール1缶飲んで就寝。最低でも3時間は寝るつもりだったのに、なぜか1時間半くらいで起きてしまったのは、たぶん身体が夜型になるのを拒否しているからなのだろう。
お陰で午後はボーっとしながら娘たちの中間試験に備えた勉強に付き合うことに。
寝食ともにリズムが狂ってしまったので、とりあえず夕方まで我慢して早めの風呂と夕食。
今夜は21時前に就寝だな。