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2006-07-19-Wed 情報開示 [長年日記]

_ 「運行情報」を考える

最近は、PCでもケータイでも、道路の渋滞や鉄道の運行情報を簡単に得ることができる。便利な世の中だ。

しかし、適切に情報が流されるかというと、けっこう肝心なときに使えない。「正常に運行しています」と情報を流しておきながら、駅に行ったら遅延とか。

日常生活でいちばん利用する通勤路線の京浜急行の場合、「10分以上の遅れが見込まれる場合」となっている。5分遅れてもけっこうやばいのだが、「10分以内の遅れならいちいちアナウンスしない」とも取れる表記である。

ところが、京急の10分などはまだましなのだということがわかった。

たとえば横浜市営地下鉄。「列車の運行に30分以上の遅れが発生または見込まれる場合に運行情報をお知らせいたします」。上大岡〜新横浜が28分。30分も遅れたら、新幹線には間に合わない。

ちなみに、京急と乗り入れをしている都営地下鉄は15分以上、その先の京成電鉄は30分以上の遅れでお知らせとなっている。JR東日本の運行情報も30分以上が目安。

まぁ、3分や5分おきに発車している電車が多少遅れても、次の電車がすぐ来るわけだから実は「遅れ」の情報はあまり意味がない。指定席を取っているような場合は別だが、普段使う鉄道は8:30に乗る電車が遅れていても、8:00に来るはずだった電車が8:30に来れば、それはそれで困らないわけで。モンダイは所要時間である。

いつもは30分で着くところに50分かかるというのは困る。それが5分、10分余分でも困るという人のほうが実は多いはず。だから、運行情報も「遅れ」を表示するより「平常よりも何分目的地まで余分にかかるか」を知らせてほしいのである。

極端な例が山手線で、あんなハムスターの滑車みたいなもの、何分遅れであろうが、所要時間さえ変わらなければ、どーでもいいことなのである。エスカレーターの何段目に乗っているかなんて関係ない。でも、速度が落ちるのは関係あるのだ。

_ 事故

狂言師の和泉元弥氏がバイクと接触事故を起こしたとか。

それはそれで「事故」だし落ち度はあったんだろう。

でもね、「左折」しようとして「後ろから来た中型バイクと接触」って、いつから中型バイクは左車線よりもさらに左を通行できるようになったんだろう。結局、すり抜け目的でゴキブリのような走り方しかできないライダーにも問題があるのでは? 原付ならともかく、中型。抜くならきちんと右から抜くべきで、どーも媒苦海苔には勘違いしている隠れ犯罪者が多くて困る。歩道の不法占拠しかり。

加害者にされた人に同情するね。

_ 晴れて暑いと雨で涼しい、どっちがいい?

嫌な選択問題だ。でも、僅差で「晴れて暑い」がましかな。

とにかく片手が傘でふさがっているだけでストレス。そう、雨が嫌いというより傘が嫌いなのだ。邪魔。

傘を持つたび、はるか昔に読んだ永井豪の「キッカイくん」に出てきた頭の上でプロペラを回して雨を防ぐヘリコプター形のロボットを思い出す。構造上あれで濡れないとは思えないが、それほど傘は煩わしい。

そういえばキッカイくんはアニメ化されたことないけど、ちょっとアップデートしたら面白いんじゃないかなー。あの程度の「エロ」は、いまやかわいいもんだし。

あれがいまだにSFなんだから、「未来」ってなんだろう。


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