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2006-07-31-Mon 新聞よさらば [長年日記]

_ 最後の夕刊

いろいろ考えた末、新聞の購読をやめた。

以前から考えてはいたのだが、弟への義理でずるずる続けても意味がないし。娘たちの社会性、というのが最後の砦ではあったのだが、自らを振り返っても、中学生くらいだと「読め」といって読むものでもなし。

ニュースはTVとネットでじゅうぶん。では新聞ならではといえば特集記事とマンガになってしまう。特集は主観が強すぎてばかばかしいだけだし、マンガのために新聞を取る馬鹿はいない。

とにかく、上大岡という土地、朝日と読売の販売店しかないという不毛地帯なのがガンである。朝日の偽善も、読売の偏狭も嫌いだ。毎日やその他の新聞は、その販売店に委託しているんだから伸びるはずもなく。都会のふりをしていても、こういうところで相模の田舎であることを露呈する。悲しいことだ。文化とは、選べる自由であると誰かが言っていた(養老さんでした)。激しく同意。

だからといって、新聞を理由に上大岡を離れるつもりはないけど。住む場所としては、メリットのほうがデメリットを大きく上回るし。

_ 喉に刺さった小骨

とりあえず原稿1本。これで気持ちが楽になった。

_ お悔やみ

写真家の長友健二さんが亡くなった。

直接は2度か3度しかお会いしてないのだが、いい感じのジジイで、ちょっと憧れる悪オヤジだった。門下のカメラマンを気にかけて、「いつも○○がお世話になってます」と、自分より後進のことを口にする人柄も、人望を集めたのだろう。ご冥福をお祈りいたします。


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