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御神楽温泉の朝。
朝食はバイキングではなく、1人前ずつ供されます。そういう宿に泊まるのも久しぶり。
これがまた豪華で、釜炊きごはん、焼き魚、山芋、温泉玉子、納豆、サラダ、味噌汁、山菜いろいろ……など。こんなに食べきれるのかなと思いましたが、おいしかったので平らげてしまいました。
「あすなろ荘」の前の道は、奥に行くと登山道入り口で行き止まりだそうで、「どこか景色の開けたところはないですか」と聞いたら、室谷がいいと勧められました。宿の前に、ショートカットする山道があります。室谷の先は福島県(只見?)のほうに抜ける道があったそうですが、現在は通行止めだそうです。
行ってみると、そこは圧倒的な山間の風景。360度、どっちを向いてもまばゆい新緑が視界に飛び込んできます。
こういうのが見たかったのよね~(^^)
室谷から津川に戻り、国道49号線西に向かいます。目的は遊覧船。道の駅「阿賀の里」に隣接して阿賀野川ラインの乗船場があります。ギリギリ10時の便に間に合いました。
現在は遊覧船の運行ですが、もともとはもっと上流からの舟下りが主体だったようです。それが、平成23年(2011年)の新潟・福島豪雨の被害に遭い、多くの船も流され、現在の遊覧船での営業を暫定的に続けているそうです。
さらに、この時期は田植えの関係で水門を閉めるため、川の流れもゆったりと、というかほとんど流れてません(^_^;)
船のガイドさんのお話では、この阿賀というところ、江戸時代には会津藩に属していたとか。ただ、立地的には(経済圏としては)越後寄りですから、現在の形に収まったのでしょうね。
再び49号線で津川に戻り、町のほぼ真ん中にある「狐の嫁入り屋敷」へ。狐火伝説が残るこの地では、毎年5/3に狐の嫁入り行列という行事が行われています。ここは、そんな行事や伝説にまつわる展示や体験ができる施設です。
屋敷には望楼もあり、眼下に阿賀野川、正面に麒麟山、遠くには飯豊山まで望むことができます。
さて、お昼。「狐の嫁入り屋敷」のすぐそばに、古民家を移築した蕎麦屋、「川港茶や 塩屋 橘」があります。
話の種としてはタワー状に盛られるかき揚げおろしそばがおもしろそうですが、ここは天ざる(1350円)で。
そばはちょっと太めの十割。コシが強く、噛めばそばの甘みが広がります。ツユはきりっと辛口なのもいい。
天ぷらは、海老天のほか、タラの芽、コシアブラ、筍、ナス。昨日に続き、今日も山菜がたっぷり食べられてうれしい♪
最後にお土産を買いに立ち寄ったのは、「山崎麹屋」。店名の通り、麹を扱うお店です。オリジナルの麹のほか、麹を使った味噌、甘酒、麹漬などを売っています。
今回お土産に買ったのは、身欠きにしんの麹漬と、麹と醤油と唐辛子で作った調味料・麹なんばん(しょうゆ麹)。麹なんばんは単体ではけっこう辛く感じるのですが、キュウリや冷奴と合わせるとマイルドな味わいに変化します。
さて、そろそろ帰るとしましょう。
帰りも磐越道~東北道のルートでしたが、ちょうど都内を抜ける時間が夕方になるので、久喜白岡jctから圏央道に入り、東名経由で帰ることにしました。が、圏央道に入って間もなく綾瀬BS付近で事故ったバカがいるってことで現場から東名海老名jctを越えて圏央道まで渋滞になってしまいました。八王子から16号ってのも気が進まないので、圏央道でそのまま新湘南BPまで抜けてしまうことにしました。藤沢からは下道で、国道1号も渋滞個所はありましたが、おおむねオンタイムで帰宅できました。
2日間で約1000㎞。久しぶりのロングドライブでしたが、新緑と清流と温泉、そして山里の幸に癒されました(^_^)
次に行くなら、もう少し日程を延ばして会津も回りたいものです。
活動カロリー892kcal、総消費カロリー2682kcal、燃焼脂肪36.1g、6270歩、4.8㎞、階段(上り坂)290歩、早歩き1985歩。