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平成16年度「国語に関する世論調査」の結果についてなるものが文化庁から発表された。敬語の使い方の乱れとか、漢字力の低下とか、まぁ毎度のお話で、これを嘆いたりもっともらしい解説・分析を披露するのは新聞とかのメディアにお任せする。いまさら「うざい」とか「びみょー」(微妙ではないでしょ)あたりを槍玉に挙げてもあまり意味はない。いつの時代でもわざと間違えたり拡大解釈をして言葉をもてあそぶものだし、若者、を批判するよりもスポーツ新聞などの下品な見出しのほうが問題だ。若者の言葉はよほどIQが低くない限り、一定の時期が来れば使わなくなるものだが、一部メディアの誤用・乱用はいい年した大人の仕業ではないか。
さて、この結果発表で一番興味深かったのは、「若者の言葉が乱れている」などと普段批判している高年齢層に、慣用句の間違いが多いという部分。「青田買い」を「青田刈り」とか、「汚名返上」を「汚名挽回」(ぷぷっ。挽回してどーする)とか。こういうのも使い始めると改まらなくなるから、若者言葉よりもたちが悪い。低俗マスコミの誤用と同じである。
頭ごなしに批判しているおっさんにはいい薬であろう。
まぁ、そんなことより、「雰囲気」を「ふいんき」って言う人はもうダメだと思いますけど。