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2002-09-24-Tue 海辺の小さな旅 [長年日記]

_ 2日目(最終日だけど)スタート

結局昨日はSMAP SMAPスペシャルの途中で寝てしまい、起きたら7時。ホテルの部屋はもぬけの殻で、一足早く起きたmiumiuと風と海は、ホテル前(というか裏というか)の海岸に散歩に行ったようだ。昨夜、風呂をサボった亭主はシャワーを浴びて、8:30からの朝食にみんなでレストランまで下りる。

荷物をまとめて9:30にはチェックアウト。なんでも昨夜のうちに駐車場にとめてあったベンツが窓ガラスを割られる被害があったとか。車上荒らしか何か知らないが、同じ駐車場のカペラをはじめ他の宿泊客のクルマ(いずれも日本車)は無事なので、嫌がらせの類かもしれない。

葉山(といっても横須賀市久留和海岸)から北に向かい、長者ヶ崎からが本当の葉山。御用邸前で右に分岐、その先を湘南国際村方面に右折して、今日最初の目的地・新善光寺に到着。七草のひとつ・フジバカマの寺ということだが、それよりもアジサイ(もう終わってるけど)やカキツバタ、金木犀(苦手)が目立っていた。今度、梅雨時に来てみよう。

咲いてないけどフジバカマ

_ 道を戻って、御用邸前で右折して海岸沿いの道を再び北上する。葉山しおさい公園で遊ぼうかと思ったら、祝日の翌日なので休み。仕方なく芝崎海岸で10分ほど磯遊びをして、さらに北上、逗子海岸に出る。葉山は公営の駐車場が整備されてなく、ぼったくりの民間駐車場ばかり(丸1日いるなら1000円でもいいかもしれないが)で、結局葉山の海でちょっと遊ぶ場所が見つからなかったのだ。その点、逗子海岸で利用した駐車場は民間だが1時間単位で、場内もコインシャワーなども完備したこぎれいなところだった。道路の下のトンネルをくぐって海岸に出て、裸足になって40分くらい波打ち際で戯れる(娘たちが)。

砂だらけの足をシャワーで流して、次の目的地へ。七草寺最後の寺・浪子不動は同じ海岸の北のはずれ(といっても歩くと遠い)。ここは無人でススキの寺という割にほとんどススキもないし、なんかウ〜〜〜ムという感じ。まぁ、こちらはお付き合いなのでよいのだが。大丈夫か?三浦半島七草寺。まともな寺はさっきの新善光寺とか2・3ヶ寺だぞ(神社も1ヶ所あったが)。

_ お昼ご飯

昨日から飽食の限りを尽くしているので、そろそろあっさりしたものでも食べたい気分。店を探して海岸沿いを流していたら、材木座海岸(鎌倉)まであっという間に来てしまった。う〜ん、今回はもう少し素朴な感じの旅(食事は豪華だけど)なので、鎌倉はちょっとイメージじゃないなぁ。ということで、逗子方面に引き返す。といってもホテルからここまで今日のランチの気分にぴったりの店もなかったので、とりあえず逗葉新道はそのまま横横直結なのでやめて、もうひとつ南の、朝、新善光寺に行った道を経由して横横の横須賀IC方面に向かってみる。

店もまばらになってきて、これは娘たちも寝ちゃってるし、このまま上大岡に帰ってしまうのかなと思い始めた矢先、「手打蕎麦」の看板が目に飛び込んできた。田園地帯のど真ん中だが、何か妖怪アンテナに反応するように細い道を入っていくと、「和か菜」という店があった。辺鄙な場所なのに、駐車場にはけっこうクルマがとまっているし、ひょっとしたらアタリかも。1300円のせいろ天もりを食べて、満足したが、手放しというわけにはいかない、という詳細は後日「天せいろ」にて。

_ 買い出しと帰宅

すでに横横に近いところまで移動しているのと、恒例の週末の買い出しをしなくてはいけないので、そのまま横横で日野ICへ。娘たちはもう一度海で遊びたいようだが、きりがないので説得して帰路につく。京急百貨店で買い出しを済ませて帰宅。これで3時なのだから、近場の旅行は楽だ。


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